フランス語の資格 Festival 2 Leçon 3

旅行
Festival 3 P18 〜 P21

このレッスンでマスターすべき項目

・半過去

半過去

半過去状態。過去においての継続中の状況、描写、状態(〜していた)、動作の展開や習慣、その繰り返しを表現。未完了の過去。「過去における現在」のような感覚、つまり経緯はさておき、過去にいたとして、目の前の事態を述べる感覚。1点を表す時にも。完璧(Parfait)ではない状態(完了していない状態)のこと。背景の説明。接続詞 comme など時間を表すものがある。
*補足 半過去の視点からさらに過去を振り返るのが、大過去。ゆえに avoir, être の直説法半過去形+過去分詞
複合過去動作。過去において1点の限られた場面、話の進行を示す。または期間や回数などはっきり示す表現があるとき。過去の出来事。現在の視点から、過去を振り返った時制。ゆえにavoir, être の活用形が現在形。完了している物事を表す。前置詞 pendant など期間を表すものがある。
半過去と複合過去の比較

半過去の用法
1. 過去の継続的な行為、状態を表す
2. 過去の継続的な習慣、反復を表す
3. 過去の背景状況を絵画的に描いたり、人の性格や心理描写、行為の説明を表す
4. aller, venir の半過去を用い、過去の近接過去、近接未来を表す
5. 主節が過去の時、従属節で主節と同時の行為、状態を表す
6.叙法的用法では、過去を表現するのではなく(過去の時制の意味はなく、仮定の意味)、可能性の低さを表現する。(S’il fait beau demain, je partirai., 明日晴れてくれてら、私は出発する)
7.時制的用法の時、「今はそうでない」と言う意味を含む
8.話し手が直前まで意識していなかった状態や状況を表すことがあり、その場合には、驚きや意外のニュアンスを出す。

完璧(Parfait)ではない状態(完了していない状態)のことからなのか、ait に準じたスペル変化になる。また単純未来の語尾 rai とは発音が違うことに注意!すなわち e と ɛ の差異がある。

発音
半過去J’achèterais
単純未来J’achèteraire
jedonnaisnousdonnions
tudonnaisvousdonniez
il / elledonnaitils / ellesdonnaient

英語の過去進行形、日本語で言えば「〜ていた」にも対応する。
Il lisait un livre.
He was reading a book. 彼は本を読んでいた。

過去の地点現在の地点過去の地点現在の地点 
半過去V-POINT
FOCUS
EVENT
BASE複合過去FOCUS
EVENT
BASE
V-POINT
(FOCUS)

語調緩和の半過去:現在形で表現すると厳しく聞こえるので、依頼をする時に用いる。控えめに振る舞う態度を表現。「〜だけど」などと訳す。

意欲・願望の動詞avoir, envie, chercher, souhaiter, vouloir
移動の動詞 passer(立ち寄る), venir, appeler, rappeler, téléphoner, amener, apporter

よく使う表現 faire comme si + 半過去
Il fait comme s’il ne savait rien. 彼は何も知らないふりをしている
comme si (〜のふりをする)のポイント

主節と同時のときは半過去あたかも〜であるかのように
主節より過去のときは大過去あたかも〜であったかのように

半過去の語調緩和

現在形で表現すると厳しく聞こえるので、依頼をする時に用いる。控えめに振る舞う態度を表現。「〜だけど」などと訳し、意欲・願望の動詞に多い傾向がある。過去の要求を表現することで、聞き手への圧迫度を軽減するための半過去。
半過去の要素2点
1.他人に依頼するのは、依頼された方は心理的負担になる
2.発話時点の前からの要求を依頼
それゆえ、現在の要求よりも、過去の要求なら依頼された方は心理的負担が少ない → 半過去

意欲・願望の動詞avoir, envie, chercher, souhaiter, vouloir

主に 下記のように「vouloir + 原型」の組み合わせで使うが他のパターンもあり。 vouloir が原型で半過去は voulais のように語形変化する。

vouloir + 原型Monsieur le directeur, je voulais vous parler un moment
部長、少しお話ししたいんですけど、、
vouloir + 名詞Bonjour, je voulais ce pain
こんにちわ、このパンをいただきたいんですけど、、
vouloir + que 主語 + 接続法Je voulais que tu m’aide
手伝ってほしんですけど、、

語調を緩和する半過去形は、devoir「~しなければならない」、souhaiter「望む」、vouloir「~したい」などの動詞に限って多く用いられると言ってよいです。
また丁寧な表現や、口調の緩和がしたい時は、 条件法(英語の仮定法と同じ)も使用可能。条件法は「事実に反することを述べる時」、「非現実的な仮定や願望」に対して用いるゆえ、条件法にすることによって「難しいのはわかっていますが~」や「非現実的なお願いだとは存じていますが~」のようなニュアンスを含めれます。
ふつうは語調緩和の際、半過去より条件法現在形が用いられるようです。

現在形Je veuxどうしても欲しい
半過去je voulais欲しいのですが、、
条件法Je voudrais可能であれば欲しいです

半過去と現在形のニュアンスの差異
例:知人が家に突然遊びに来たシーンで、Qu’ est-ce que tu fais?(何しとん??)と声をかけた時の返事

現在形Je joue avec les chiens.犬と遊んでる。(見りゃわかるだろ。帰れ)
半過去Je jouais avec les chiens.犬と遊んでんだけど

現在形で返事をすると相手に事実を突きつける、半過去だと過去に言及し、現在のことは相手に判断を任せる奥ゆかしい表現となる。



単語

salut n.m 英greeting/salute挨拶 
間投詞的に (人に会った時)やあ (別れる時)じゃあまた
enter 英enter入る 加入する 含まれる 衝突する
retrouver 英find/meet again再び見出す 再会する 思い出す 回復する
se retrouver 再開する 落ち合う 状態が戻る 結局〜の状態になる
reprendre 英take back/regain再びとる 再び雇う もっと食べる、飲む 取り戻す 下取りする 持ち帰る 再び始める
rédacteur, trice編集者 記者 文書作成者
louer 英let/rent賃貸しする レンタルする 予約する
se louer レンタルされる 一定期間雇われる
pêcher 英fishing釣る 思いがけないものを見つける 釣りをする
crabe n.mカニ 頑固者 ばか
régate n.fヨット ボートレース
sympathiser気が合う 仲良くなる 共感を覚える
décor n.m舞台装置 映画、TVのセット 環境 周囲の状況 インテリア
description n.f描写 記述 
déroulement n.m展開 推移 経過 広げること
dérouler広げる 伸ばす
se dérouler 繰り広げられる 起こる
ponctuel, le時間(期限)を守る 点の 局部的な 限られた
successif, ve相次ぐ 引き続く 次々にくる
marquer 英mark/write/score印をつける 書きつける 示す 跡を残す 得点を挙げる
progression n.f前進 上昇 増大
récit n.m物語 話
On est le combien ?今日は何日ですか?
答え On est le 11 Oct . 今日は10月11日です。
évanouir気を失う 気絶する
évanouissement n.m気絶 失神

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