ブルース界の3大キング
B.B.キング、アルバート・キング、フレディ・キングがブルースギタリストの3大キングと呼ばれていて、フレディ・キングは1970年代中盤まで活躍していた(心不全で42歳で死亡)。
ブルースギターの名手で、クラプトンや、オールマンブラザーズ、ジェフ・ベックに影響を与え、ピアノの名手で例えるならばホロヴィッツのような人物とも言える。
個人的なおすすめ曲は「Something You Got」!
上記ジャケットのバージョンがライブ版でドスが効いたボーカルと、太い指がフレッドの上をゴリゴリ動くように聞こえるギターの絡みが素晴らしい。Youtubeにこのヴァージョンがないのが残念である。
ほぼ近いヴァージョンはこちら。
以下は「Something You Got」の歌詞の抜粋。
something you got, baby
makes me work all day
Makes me bring home my pay
https://www.lyrics.com/lyric/17494105/Freddie+King/Something+You+Got
訳して見ると、
お前にイカれて、俺は一日中働きたくなっちゃうし、稼いだ金も捧げるぜ。
いかにもなブルース伝統の「金と女」の価値観!
やはりブルースは、金を手に入れても女性に巻き上げられて嘆くというパターンが素晴らしい。
日本版とするとサラリーマンが、妻に粗大ゴミ扱いされ、娘からはバイキン扱いされ、住宅ローンに苦しむといったところか。。
う〜ん、内容はブルースなのだが、頑張れソングと違って自虐ソング扱いになり不人気確定ぽいですね。。
いずれにせよ、ギター少年ならGibson を持ちたくなるくらいの偉人である。
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