幽霊は微笑む

poem

おい、お前か。
俺の墓をどかしやがったのは。
どかした理由は、そこで金儲けをしたいからだって?
他でやんなよ、死んだ俺には関係ねぇよ。
お前は俺が死んだ理由を知らねぇのかよ。
俺は国の為に命を捨てたんだ、てめぇ自身の為や、金の為じゃあ、ねぇ。
教えてやるよ、因果ってやつをよ。
だからわざわざ挨拶に来てやったぜ。
寝てるとこ邪魔させてもらうぜ。
おい、何、俺の顔みてビビってんだ? 
ああ、爆弾で吹き飛ばされたんだよ、右半身はよ。
笑っちまうぜ、俺に喧嘩を売ってる本人がそんなにビビってよ。
早く、お前もこっち側に来いよ、金なんか興味がなくなるぜ。

「すみませんでしたー」っと大声出して男は目が覚めた。
と、同時に「なんだただの夢か」と男は安堵した。
「今日は接待ゴルフに行かないと」と、男は出かけた。

あいにくの小雨模様の天気でのプレーだった。
しかしいつもとは違い、池の方からこちらを見てる視線を感じる。。
黒い雲も見える。。キーンと耳鳴りもする。
早々にプレーを終えたいと思い、ボールを打とうとしたその時だった。
雷が男を直撃。
男は永遠に倒れた。

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