恋をしましょう 1960

旅行

監督・出演者

監督 ジョージ・キューカー
出演者 イヴ・モンタン、マリリン・モンロー、ジーン・ケリー

「ロシュフォールの恋人たち」のオマージュ

ジャック・ドゥミの憧れたハリウッドのミュージカル映画の世界がここに!
バレバレの展開など、どうでも良い。わかりきったことを見ることに楽しさのある映画である。アメリカ文化の栄華も描かれている、これはドゥミ達フランス人が憧れたのも頷ける。
ヌーヴェルヴァーグの左岸派というくくりではなくアメリカ映画を愛していた、映画を愛していた男の憧れの映画という風に位置付けるべきである。
ジーン・ケリーの「恋をしましょう」から「ロシュフォールの恋人たち」までの出演を辿ると、ドゥミがどのような構想を考えていたのかワクワクする。
映画史の中でアメリカとフランスが綺麗に交わる融合地点とも解釈できる。

映画は1900年代に生まれ、1980年代に死んだと仮定するなら60年代はそれまでの映画文化の蓄積が艶やかに輝いた最後に近い時代なのかもしれない。

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