記憶の名店たち

美食

自身の記憶を彩った名店を紹介していきます。

サン・スーシー @銀座

生まれて初めて行ったバーがサン・スーシーであったのは奇跡である。食通の先輩に連れられて初めて大人の世界に入った気がしたところだった。1杯3000円位したカクテルが暗い店内の中で眩い光と共に飲んだ記憶が。マスターの野村保さんが、緊張してる自分に優しく話しかけてくれたのを覚えている。

文豪・谷崎潤一郎が、考案してくれたと言う店名、フランス語で「sans souci サン・スーシー/憂いなし」は、「細雪」が好きな自分に僅かばかりの縁を感じる。

ROOM-1022. @吉祥寺

井の頭公園とジブリのデートの時に訪れた記憶が。すぐに別れた女性とのデートの場所となったが、あのカフェの美しいひと時は忘れない。カレーライスを食べた記憶を抱きしめて。
住所 東京都三鷹市井の頭4丁目14−11

Cafe de Vert  @武蔵小金井

再現不能とも思える美しい店だった。ディナー時の店内のあかりの加減、ディスプレイ、地中海風の料理。ここで食事することで教えてもらったことは数知らず。自身は1996年くらいから2000年あたりまで通っていたが、その後閉店。武蔵小金井の巨星落つと言う印象。

大久保酒店 @武蔵小金井 

1995年頃に、ワイン(澤乃井も)を教えてくれた、ワイン道の心の師匠。地下のカーブに沢山のワインが置いてあり、当時の成城石井が輸入していたポルトガルの「ダン」を確か¥690くらいで売っていて破格に美味しかったのを思い出す。他にワインの名前は失念したが「ヴェローナの王子」とか書いてあったもの。それと向かいの明治屋、もしくは国分寺の丸井地下の「チーズ王国」で買い物して帰るのが当時の最高の楽しみであった。

ウエストパーク・カフェ @代々木上原

代々木上原は昔も今もレベルの高い街。ここにくる女子もレベルの高い人たちしかいなかった。自分の好きなメニューは緑色のロールラップだったかな、それとシーザーサラダ。ここでランチをするのが、当時はすごく好きだった。クリスマスにはチキンをここで買ったりして。よく満席だったから外で待たされたのも良い思い出に。

カラテチョップ @下北沢

2020年現在、長崎に移転してるが、カフェ激戦区の下北で最高に好きなカフェであった。あのベトナムコーヒーや生春巻きをまた食べたい。。

チクテカフェ @下北沢

2020年現在、八王子に移転し、営業中です。昔、ただのオシャレカフェだと思って入ったら、ここのマフィンのレベルやパンのレベルに驚いた記憶が。当時の下北のカフェは日本一ではないかと思うくらい群雄割拠していた。たまに自由が丘のトキオでもこのパンは販売されている。

月和茶 @経堂

2020年現在、吉祥寺に移転し、営業中です。ただ自分としては、経堂で営業していた頃のあの階段を登り、パフェと台湾定食をワクワクして待っていた思い出が忘れられない。。

HIGASHIYA @中目黒

今は銀座店や、駒沢公園近くの楳心果として営業している。ただ自分としては中目黒店のあの2階から見えた夜桜が浮世絵のようで生涯の記憶に残る、美しいシーンを提供してくれたことを忘れられない。

ザ・ファインチーズカンパニー @自由が丘

Say Cheeseと改名後、その後閉店。こんなワールドクラスの店ができるのはさすが、玉川田園調布と思った記憶が。ここで真のスティルトンを教えてもらった。そこから歩いてこれまた閉店した入船寿司に行くのも好きだった。いつかは巡礼地、イギリスのファインチーズカンパニーにいきたい!

コムダビチュード @九品仏

天才釜谷シェフが経営したお店。1度行き感動し、その後予約が取れず、その後閉店。。。現在は、ラ メゾン ディセットゥドゥグレにいらっしゃるようです。

ヴォルテール・ピープルズ @九品仏

この店に行くか、クピドに行くか。悩ませた店。フランス対ドイツのイメージ。
狭い店内で、少し神経質そうな店員が天才風でとても好感度大でした。
どれもこれもが(パンを含めて)個性的で面白いお店でした。そこはさすがフランス(このパンはドイツ風ですが)の哲学者ヴォルテール(Voltaire)を名乗っているだけあって多目にみましょう。

それこそが、ヴォルテール・ピープルズだったのです!

ヴォルテールの代表作カンディード 引用Wiki
「この最善なる可能世界においては、あらゆる物事はみな最善である」という楽天主義から始まり、楽天主義と決別するところではこう語ります。「楽天主義とは、どんな悲惨な目に遭おうとも、この世の全ては善であると、気の触れたように言い張ることなのだ!」

陸春坊日月飯荘  @尾山台

この金額でこれほど素晴らしい本格中華はないレベルの北京料理のお店でした。申し訳ないが、ここの中華料理は、横浜の中華街の店より、断然美味しかった。閉店はシノヴェリ先生も残念であるとのご報告。跡地はスーパーに。

ラルカンシエル (L’Arc-en-Ciel)  @尾山台

尾山台の交番のすぐ後ろの線路沿いにあったケーキ屋さん。ここのサンマロと言うケーキに惚れ(確かサンマロの写真も飾ってあった)、フランスまで行く動機をくれた名店。パテもパンも全てが一流であった。本田シェフの店。

吉華 @上野毛

名匠 久田大吉シェフ(陳 建民の弟子)のお店。上野毛・環八・多摩美大が目印の古いマンションの一角にあるこのお店の古い感覚と、少しだけ中国のような雰囲気が好きで好きでたまらなかった。やはり名物の麻婆豆腐が目当てでよく食べに行ったものだった。しかしあの麻婆豆腐は日本人向けにアレンジされていたとはいえ、麻婆豆腐を発明した中国人の偉大さは称賛すべきである。

自由が丘店は営業中。

手造り豆腐にとう @上野毛

都内最高峰の市販の「おぼろとうふ」ではないかと思えるほどだった。1丁が500円して少しお高いのだが、このクオリティには納得。オリーブオイル+塩胡椒がこれほどまでにあう上品な、もしくはイタリアンな豆腐には出会えたことがなかった。デパ地下の豆腐や、地方の名産豆腐のレベルを圧倒的に上回る繊細な名品であった。串カツ風の豆腐の味に驚いたのもこのお店のみ。また感動する豆腐に出会いたい。。

ザ・ロビー @学芸大学

かつて目黒通りの家具屋は輝きまくっていた。その頃のCLASKAの1階にあったカフェ。料理も美味しかったし、DJイベントもあって本当に自身が日本で1番好きなカフェであった。無くなった時は涙が出ましたよ。

オリジンヌ・カカオ @自由が丘

川口行彦シェフの店。世界のトップパティシエが所属するルレ・デセール(自由が丘のパリセヴィユの金子シェフも加入)会員の店がまた一つなくなった。今までワールドクラスをありがとう。

マリアージュ ドゥ ファリーヌ @駒沢公園

辻口シェフ須藤シェフの最強デュオ。ここの抹茶のロールケーキは反則級に美味しかったし、ほうじ茶のマカロンは人類史上最高ではなかったのかと思えるほどだった。この店にはアントナン・カレームが守護霊としていたに違いない。現在同店は三重に移転。

古無門 @桜新町

オシャレお好み焼きやさん。都心で森に囲まれたログハウス。自然派ワインとお好み焼きを食べれるこんな環境はもう出ないのでは?

イグレック パル ポタジエ @桜新町

日本の誇る天才シェフ柿沢安耶氏の店。中目黒に続き桜新町のポタジエも閉店。こんなに美味しいタルトやクリスマスケーキは食べたことが無かった。特に2019年のXmasケーキのあのトマトマロンティラミス、甘さを控えた繊細なタッチ。まるでサッカー選手、全盛期のジダンのボールタッチような繊細さ。。この店は絶対世界に打って出るべきお店。日本人はもちろん、世界で有名になって欲しい。。Monsieur Alain Ducasse, Contactez-la, S’il-vous plaît! C’est une patissière de génie. La page d’accueil suivante!

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カフェ マングローブ @恵比寿

三宿店も大好きだったが、ガーデンプレイス脇のあの雰囲気の良い店が忘れられない。アジアンフードに開眼させてくれたこと、友達と良い時間を過ごせたこと、今でも記憶に残る素晴らしいカフェであった。

hexagon cafe @恵比寿

ガーデンプレイス脇のマンションにあったお店。夕方の日差しと共に知人と食事をした美しい記憶のある店。

ザ ミッドウエストカフェ (THE MIDWEST CAFE)  @渋谷

オシャレ美女子しかいないイメージのカフェ。美女率100%のカフェはここしかあるまい。下フロアのアパレルもここに来れる感性の人しかこない。感性を研ぎ澄ませ!

drole @渋谷

記憶が定かではないが、Flower と言うアパレル店の上にあったような。。。渋谷から原宿(明治神宮)に向けていく道、渋谷消防署の付近。当時はあの界隈にAnd Aやナノユニバースなどあったり、電力館に何故か美味しいワインショップがあったり。。

しらとり  @上町

自民党の谷垣幹事長も来ていたと言う噂は聞いたことがあるが、一度もあえず。素晴らしい料理の数々。さすが、ビストロ・ド・ラ・シテ出身。

番外編
瀬田温泉 山河の湯 @二子玉川

都内から関東近郊の源泉掛け流しではない温泉に行くくらいなら、交通費を考えると断然、こちらに軍配が上がる。水戸家の広大な跡地で確か富士山も見えたし。この付近は治安が良く自転車に鍵をかけなくても良いとの噂がかつて有り。

AMERICAN RAG CIE アメリカンラグシー 渋谷

And A と共に渋谷の公園あたりのファッションが熱かった頃の店。男女とも店員が素晴らしかった。

ジャニス @神保町

高円寺の small music と共に素晴らしい、都内の音楽狂たちを歓喜させてくれた店。なんと店員にはフジロックにも出演したジオデジックメンバーがいたのだ! かつて法政大学の地下にもレンタルレコード屋があって(1990年頃?)、それがなくなったかで皆JANISに通い始めたような記憶あり。

超番外編
十和田松木屋

1973年 OPEN の青森県十和田市のシンボルのようなデパート。日本が栄華を極めた1989年の株価史上最高値38,915円の後、株価同様衰退していった。屋上遊園地や、猿などを檻に飼ってたペットショップ、おもちゃ屋、ゲームセンター、なんて事はないのだが幸福感が漂うデパートであったと思う。東京でこの感覚が残っているのは、東京タワーの2階のお土産屋さんかな。十和田の街おこしをするならばフランスの山奥のレストラン「マルク・ヴェラ」を参考にし、世界からの集客を目指して欲しい。

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