Moby Grape

音楽
1960年代最高のバンド

この最高のサイケデリックバンドが、松田聖子ちゃんの「赤いスイートピー」に続くとは誰も気づくまい。

なぜなら、Alexander “Skip” Spence がこのバンドに在籍していたからだ。

Alexander “Skip” Spence は Moby Grape に加入前、Jefferson airplane に在籍していた。

そこで Alexander “Skip” Spence は My best friend という歌を作った。

そこで “Skip” Spence は ”I follow you” と歌い、

松本隆先生の作詞の「赤いスイートピー」でもサビで ”follow you” と歌う。

この一コマが、両者に通じる美しい部分である。

もうこれだけで日本歌謡界の恩人とも言えるバンドである。

Vintage: Best of のライナーノーツで松本隆先生がふれた動画

古い映画を見てたら、Moby Grapeが登場して、少し興奮した記憶があると語っていたが、おそらくはこの動画であろう。この動画を見るとロックの幸せな時代を感じ取れる。現代では食事をし、踊るというライブハウスはない(東京に)はずである。新木場のアゲハでは食事と踊りは可能だが、ロックのライブと共にというのは、雰囲気的に馴染まないはずだ。

下記の動画は “Big” という お薬でおかしくなる前の “Skip” Spence の素晴らしい歌。

この”Big”と言う曲の中に興味深い一節がある。

「酷く扱われることにうんざりしていて、コキ使われ、逃げたい」と言う内容なのだ。
所謂これは、バジボズークス(15世紀の戦争の際の最前線に配置される人間の、捨て石的役目で味方からも虐待を受け、敵からは真っ先に殺される運命である)に似ているではないか。

現代ビジネスで例えると(ビジネスは直接殺人のない戦いだから)、バジボズークスは派遣社員、アルバイト、末端の正社員(IT企業だとオンサイトなどと言われる)である。それ故、現代のバジボズークスたちに染み入る歌なはずである。

約30年後のピーター・ルイス

下記アルバムでアコースティックバージョンのMOBY GRAPE 時代の「He」を披露した。30年の熟成に耐えうる歌、人間の思い、心境と環境の変化が醸し出す熟成感が素晴らしく、教会で心に透き通るような響く歌声は感動ものである。あれから30年経過した人生を後悔しないで生きてきたかい?スキッピーよ。とも語りかけるようである。


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