Philip Glass

音楽

フィリップ・グラス、1937年生まれのアメリカの音楽家。
上記ジャケットの「浜辺のアインシュタイン」が有名。

下記はスザンヌ・ヴェガがナレーターをつとめたバージョンの動画。

フィリップ・グラス「浜辺のアインシュタイン」


グラスが「原子爆弾と科学者アインシュタインの関係を描いた」と言っていたが、グラスは政治的にも中々アクティブである。チベット難民に興味を持ち、ダライ・ラマとも面会したことがあると言うから、恐らく中国では上映・演奏禁止の作曲家だと推測される。
グラスはロサンジェルスオリンピックとアテネオリンピックには曲を提供したらしいが、北京オリンピックには曲を提供するどころか、怒りのコメントを発表した。中国政府は50年間も孤立してきたから、人権等に関する世界の他の国の現状を全く知らないし、理解しようともしてないと怒っていた。グラスの政治に対する意見は、次の言葉に要約される。「政治は私たちの生き方です!」

音楽家とは生き方である

政治思想もそうであるが、自分の信念がこもっている音楽は、当人の生き方の反映なので格好いいに決まっている。しかし商業ベースではないので他人には理解されず金銭的には恵まれない。しかしそうした音楽家を理解できる社会であるならば、その社会は多様性を受け入れる度量があるので、豊かな社会であろう。逆の場合は単一思考の音楽、生き方しかない社会は、音楽家にとって息苦しい社会であろう。恐らく価値判断の基準はお金でしかないであろうから。

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