ルバイヤート ウマル・ハイヤーム

文学

ルバイヤート /  オマル・ハイヤーム ’Umar Khaiyam  小川亮作訳

ハイヤームの生まれた場所

11世紀の上記地図ニーシャーブールであるが、この地ではハイヤーム没後、1221年にチンギス・ハーンの娘婿を暗殺する事件があり、住民は皆殺しになったという。

ニーチェ・ランボー・ハイヤーム

この3者に共通するものは諦念、しかし人生を肯定することである。多分、他人には期待しないけど自分には期待するってことかと想像します。

ハイヤームの人生肯定観

メメント・モリの感覚に近く、今を楽しめ、大事にしろという価値観。

青空文庫から以下引用。

108
迷いの門から正信までは、ただの一瞬ひととき、
懐疑の中から悟りに入るまでもただの一瞬。
かくも尊い一瞬をたのしくしよう、
命の実効しるしはわずかにこの一瞬。

124
さあ、起きて、嘆くなよ、君、行く世の悲しみを。
たのしみのうちにすごそう、一瞬ひとときを。
世にたとえ信義というものがあろうとも、
君の番が来るのはいつか判わからぬぞ。

133
酒をのめ、それこそ永遠の生命だ、
また青春の唯一ゆいつの効果しるしだ。
花と酒、君も浮かれる春の季節に、
たのしめ一瞬ひとときを、それこそ真の人生だ!

詩を味わうこととは

感覚的には思想的性交がもたらす快感を味わえるか。ということである。例えば実用書のプログラミングの本なら、マスターすることによりツール等を作成できて目に見える実在化はするが、詩や文芸書はそうはいかない。詩をただの文字列、いや言葉じりと捉えるのではなく、人生に於いて先人達が体得した(それは100年以上の風雪にも軽く耐えた)視座を追体験することなのである!

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