柳よ、泣いておくれ(愛護センターで殺される動物たちへの鎮魂歌)

poem

ああ、僕は捨てられたのか
飼い主は僕から去って行き、僕はただ一人
柳の下で寝ているよ
僕は、みんなが優しくしてくれた、楽しく走り回った日を思い出しているよ
夜になり、少し寒いけどあの時と同じく月がきれいだ
星はまた僕を照らしてくれてるよ
早く、僕を見つけてくれと応援してくれてるようだよ
でも本当は知っているよ、無駄に待っているだけだと

ある日、知らない人が僕を動物愛護センターへ連れてきてくれた
仲間がいっぱいいるけど皆泣いているよ
仲間が僕に教えてくれた
愛護ってのは、可愛がり守ってくれることなんだけど、ここでは逆なんだ
つまり数日したら僕も殺されるんだって

僕は人間を信じているよ
ここにいる他の犬や、猫も同じだよ
だから僕たちを殺さないで、殺さないで
良い子にするよ

柳の下で寝てた日々を思い出すよ
雨から守ってくれたっけ
君だけは僕を裏切らなかったね
でも柳よ
僕のために泣いておくれ
僕のために泣いておくれ
優しく虹の橋を渡らせておくれ。


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